同じモノでも、言葉ひとつ変えるだけで、売上は天地の差。
(大橋一慶『ポチらせる文章術』〔ぱる出版〕より)
さて問題です。次のAとBでは、どちらが成約が多かったと思いますか?
【A】なぜ損金として外部にはき出し続けた1000万円以上のキャッシュをいざというと
き経営資金として取り戻せるのか?
【B】なぜ病院に残るお金が毎年100万円近く増えるのか?
答えはB。
Aは7件成約で、Bは14件の成約。Bのほうが倍の成約数です。しかも、この金融商品の料金は1000万円以上ですから、Bのほうが7000万円売上が多かったと、セールスコピーライターである大橋先生は述べています。
どうしてでしょうか。
Aで成約した顧客もいたことから、Aがまったくダメだということではないでしょう。
しかし、Bと比べてみると、違いがあります。
最大の違いは「わかりやすさ」でしょう。
高校の教員をしている僕は、経営や経理のことは分かりません。
Aを見ても、「損金」とか「経営資金」という言葉がピンときません。
でもBなら、一発でわかります。小学生でも分るでしょう。
しかも、その分かる内容が、病院にとって得する話だということが伝わります。
お医者さんは高学歴なので、Aでも分かるのでしょうが、それでもBみたいに分かりやすいにこしたことはないわけです。
すごいと思うのは、Bのほうが短いですね。同じ商品のメリットを表現するのに、Aより少ない文字数なのにAよりも伝わる表現になっています。
大橋先生は、1000件以上の広告に携わった経験の持ち主。年間10億円の売上に貢献するなど、多くの案件を成功させています。大橋先生は本書の中で、お客にとってのメリットをしっかりアピールするように勧めています。
同じ小児歯科の広告でも、「開業40年の歴史 あおぞら小児歯科」とするよりも、「子どもが泣かない治療にこだわり続けて40年 あおぞら小児歯科」だったら、お母さんが子どもを連れていきたくなるのは後者だと思います。
数字を入れて説得力を出すのも効果的。
ゴルフレッスンの広告でも、「ドライバー飛距離アップをお約束いたします」とするより、「ドライバー飛距離30ヤードアップをお約束いたします」のほうがいい。
「貯金を毎年増やす方法」よりも「貯金を毎年100万円増やす方法」のほうが知りたくなりますね。
ほかにも、集客に役立つ短いテンプレなどが盛り込まれた本書は、商品やサービスを売りたい方はもちろん、発信力を上げたい僕らブロガーにとっても、参考になると思いました。
それではまた。
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価格:1540円 |
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