2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
回り道という贈り物 (角野栄子『ファンタジーが生まれるとき』岩波ジュニア新書) 僕が高校の教員をしていてよかったと思うのは、職場に「個人では所有できない冊数の膨大な本があること」です。学校には必ず図書室がありますから。 この本も勤め先の図書室…
ふつうの子に、ドラえもんがやってきたら、超能力をえたら、という、読者のみなさんがいつも夢見ていることを、かわりに演じさせているのです。 (藤子・F・不二雄『藤子・F・不二雄のまんが技法』小学館文庫) 国民的人気まんが『ドラえもん』の作者である…
本書の担当編集者に「森沢さん、そこまで教えちゃっていいんですか?」とまじめに心配されたほどです(笑)。 (森沢明夫『プロだけが知っている小説の書き方』飛鳥新社) 僕は高校で国語を教えています。もし、教え子が「先生、どうしても小説家になりたい…
ただ漠然と「なにか書きたい」「なんでもいいから書かせてほしい」では通用しない。 (金丸弘美『走れ! ライター独立宣言』とりい書房) ライターズネットワーク代表の金丸先生による「ライターになる」「本を出す」ための本。1998年に刊行されているので、…
こうして書籍を出せたのも、営業をせずにお仕事がいただけているのも、「書く」ことをやめなかったから。 (いしかわゆき『書く習慣』クロスメディア・パブリッシング) いしかわ先生は現在、フリーランスのライターとしてwebメディアの記事を書いたり、取材…