tadashi133’s diary

実用エッセイや、趣味のエッセイを連載。当ブログは、アフィリエイトプログラムを利用しています。

ダイアーさんの教え (架空賢者の名言 スーパーヒーローを育てた“心のビタミン”【その103】)

フフ……波紋入りの薔薇の棘は痛かろう……

(『ジョジョの奇妙な冒険』〔ジャンプコミックス〕第5巻より)

 

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部の主人公ジョナサン・ジョースターの師匠は、ウィル・A・ツェペリ男爵。

 

そのツェペリの親友で、老師トンペティに師事して修行を積んだ実力派の波紋戦士が、ダイアーさんです。

 

波紋戦士たちは、特別な呼吸によって体内で「波紋エネルギー」を練り、それを吸血鬼たちの体に流し込むことで吸血鬼と戦うことができるのです。

 

第1部のラスボスである吸血鬼の親玉・魔人ディオに必殺技を放つダイアーでしたが、ディオの能力「気化冷凍法」で全身を一瞬にして凍らされてしまう。

 

粉々に砕け散るダイアーの肉体!

 

ディオは次にジョナサンを殺そうとする。

だが、そのとき突然、ディオの顔にバラが飛んできて命中し、傷を負わせた。

 

それは、砕け散って死ぬ寸前のダイアーが、口に含んだ一輪のバラに最後の波紋を込めて吹き矢のように飛ばしたものだった。

 

首だけのダイアーは、冒頭のセリフを言った直後、顔面も凍り付いて絶命。

しかし、ディオに傷を負わせたことで、ジョナサンの、その後の戦いが有利になったのでした。

 

ダイアーさんの戦い方は見事です。

 

「転んでも、タダでは起きない」という教えを、身をもって実践しています。

 

悪あがきでもいいから、とにかく前進する。

 

僕ら現実の人間は、「首から下を一瞬で凍らされること」はありえないけれど、たとえば、「バタバタしている間に1日が終わり、自分が本当にやりたいことができないこと」があります。

作家になりたいのに、読書も執筆もまったくできない日もある。

でも、そういうときに、1ページでもいいから読み、1行のメモでもいいから書くということをしておくと、それが後に生きてくることはあると思うのです。

 

努力量ゼロなら、1万回繰り返しても成果はゼロ。

努力量1なら、1万回繰り返せば成果は1万。

30年近く、何かを毎日努力したら、1万回の努力になる。

 

「たとえ窮地でも、何かできることを探す」という「ダイアー精神」を大事にしたいものですね。

 

 

 

 

出木杉くんは、なぜ映画に出ないのか? それは…

国民的アニメ「ドラえもん」の主要登場人物は、のび太・ジャイアン・スネ夫・しずかの4人。このメンバーは映画では大冒険を繰り広げてますね。

 

でも、多くの人に名前を知られているのに、なぜか映画に出られない人がいます。

 

出木杉英才(できすぎ・ひでとし)。

成績優秀・スポーツ万能・性格もいい。

欠点がありません。

でも、高校の教員である僕が、雑談のとき生徒たちに「出木杉君の欠点ってあるのかな?」と聞いてみたら、即座に「映画に出られないこと!」という答えがかえってきました。

 

なるほど、その通り。

 

なぜ、彼は映画に出ないのでしょうか?

 

僕の考えを述べてみます。

 

僕はあえて「出木杉君は、すべてのドラえもん映画に出ている」と主張したい。

その理由は、「のび太くんが世界の危機をちゃんと救っているから」だと。

 

実は、「出木杉くんは現代に常駐しているタイムパトロール隊員なのではないか」というのが僕の意見です。

 

「ドラえもん」には時々、タイムパトロールが登場します。

歴史を変えようとする時間犯罪者を取り締まっているのです。

 

藤子・F・不二雄先生の別作品『T・Pぼん』は、平凡な中学生・並平凡(なみひら・ぼん)が未来から来たタイムパトロールの少女リーム・ストリームと会い、タイムパトロール隊員となるという物語です。原則として、歴史を変えてはならないのですが、歴史の本筋に影響のない範囲でなら、死ぬはずの人を助けたりして、個人の運命を良い方向へ変えてよいことになっています。

 

さて、「ドラえもん」では、のび太くんの子孫であるセワシ君が、のび太君の未来を明るいものにしようとして、彼のもとにドラえもんを送り込むという設定です。

 

これは、時間犯罪ではないのでしょうか。

でも、タイムパトロールは動きません。

なぜでしょうか。

 

それは、のび太くんが地球の歴史上、超重要な人物だからだと、僕は思うのです。

なぜなら、ふだんはともかく、映画では、のび太くんの活躍がなければ地球が滅んでいたようなことが、たびたび起きているからです。

 

「野比のび太とドラえもんが世界を救う歴史を、守り抜け」。

僕の仮説では、タイムパトロール隊にはそのような至上命令があるのではないかと思うのです。

 

でも、のび太くんって頼りないですよね。

のび太くんとドラえもんが、ちゃんと地球を守る使命を果たせるように、タイムパトロール本部が、優秀な常駐監視員を現代に送り込んでもおかしくないのではないでしょうか。

 

それが、出木杉英才くんなのだと、僕は言いたい。

 

『T・Pぼん』の主人公・並平凡は、平凡そのものの名前です。

『ドラえもん』の出木杉英才は、優秀そのものの名前。

ネーミングの仕方が共通しているのも、出木杉くんがタイムパトロール隊員なのではないかと思わせる(薄弱な)根拠ですね。

出木杉君の完璧さも、どこか浮世離れしていて、「世界の外側にある存在」的な感じがしませんか?

 

結論を言いましょう。

 

出木杉くんは、実はすべての映画「ドラえもん」に出ている。ただし、姿は写っておらず、陰ながら奔走しているのだ。のび太たちのあまりの危なっかしさに、さすがの出木杉くんも冷や汗をかいたり、冷静さを失いかけたりする。のび太くんたちが大ピンチに陥ったとき、なぜかタイミングよくタイムパトロール隊が駆けつけてくることがあるのも、偶然ではないのだ。

 

だから、のび太くんが地球を救えるよう、冒険に陰ながら毎回同行し、成功のおぜん立てをしてまわる出木杉隊員を描いた『映画ドラえもん T・P英才のハラハラドキドキ隠密大冒険』という映画があったら、見たいと僕は思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、ブログにも「ロングテール戦略」が効くのか? (作家になりたい人へ プロデビューの秘策 【その117】)

「パレートの法則」という、広く世の中に受け入れられている法則があります。どこかで耳にされたことがあるのではないでしょうか。

 

お店で100万円の売り上げがあるとしたら、そのうちの80万円は、「よく売れる2割の商品」によるもので、のこりの「あまり売れない8割の商品」が、20万円の売り上げになっているというものです。

 

だから、限られた面積の実店舗では、「よく売れる商品」が何であるかを見極め、そこに力を入れることが大事です。

 

これに対して、「ロングテール」という販売手法があります。ネット上では、置き場に困ることがなく、無数の商品を取り扱うことができるため、「あまり売れない商品」でも取り扱っておくと、トータルでは大きな利益につながります。Amazon社は、このロングテール手法の代表的な成功例です。

 

僕ら個人のブログでも、分析してみると「よく読まれている記事」と、「ほとんど読まれていない記事」があります。

 

よく読まれている記事を振り返り、「なぜ人気が出たのか」を考えることは、もちろん重要です。そういう人気記事を再現できるようになれば、あなたのブログは人気ブログになっていくことでしょう。

 

ただ、それほど読まれない記事であっても、コツコツと数多く積み上げてさえいけば、「ロングテール」の効果が出てきます。

 

僕が書いているようなショボい記事でも、ポツリポツリとではあるけれど、誰かが読んでくれています。そういう記事でも100記事、200記事、500記事、1000記事と増えていくと、トータルでは1日のアクセス数がけっこう大きなものになるのです。

 

人気記事が「恐竜のアタマ」の部分だとすれば、「人気のない記事」は「恐竜のシッポ」です。けれども、「長い長いシッポ」をつくっていくことで、全体としては巨大な恐竜になれるのです。

 

だから、記事の数は多い方がよいというのが今日の結論です。

それではまた。

 

 

 

 

 

正真正銘「1行レシピ」!

「誌上最短 1行レシピ」

 

雑誌『オレンジページ』の9月2日号に、こういう見出しの記事が載っていて、惹きつけられました。

 

ぼくはズボラです。

たった1行のレシピなら、覚えるのもカンタンだし、作りやすいだろうと思いました。

 

読んでみると、こんなことが書いてありました。

 

「肉にAをもみ込み10分おく。フライパンに油をひき、野菜を順に重ねる。肉をのせて水を加え、ふたをして火にかける」

 

見開き2ページの上部に、1行でまとめられています。

たしかに「1行レシピ」です。

 

ただ、文中の「A」というのが別記してあり、「ニンニクのすりおろし小さじ1,砂糖・醤油各大さし2,酢大さじ1,コチュジャン…」という具合に説明されているので、「雑誌に載るような本格的な料理を1行にまとめるのは難しいんだな」と感じました。

 

でも、ザッとした料理でよければ、1行にまとまるかもしれませんね。

そこで、僕が今まで食べてきたレシピのなかから、1行で書けそうなのを選んでみました。「料理」とまでは言えないかもですが、ご紹介します。

 

◇「魚粉」に少量の「昆布茶粉末」を混ぜると、クセになるほど旨いフリカケが完成。

 

◇深めの小皿に餅を入れ、水をヒタヒタに加えアンコをのせてレンチン。

 

◇豚コマをカリッとなるまで炒めてからニラを入れ、最後に醤油をかける一皿。

 

◇ココアを少量の湯で濃く溶きチョコクリーム状にし、食パンにつけながらいただく。

 

◇アイスクリームに少量の醤油をたらすと、「みたらし団子味アイス」の出来上がり。

 

◇豆腐にオリーブオイルと塩をかける。

 

◇餃子の皮にチーズをはさんで油で揚げると、ビールのおつまみ。

 

◇オイルサーディンの缶をあけ、玉ねぎスライスをのせレモンをかけると引き立つ。

 

◇同量のトマトジュースと豆乳を混ぜオリーブオイルと塩こしょうで冷旨スープ。

 

これが僕の「1行レシピ」です。

すべておいしかったものばかり(個人の感想です)。

細かい分量は書いていないので、すべてお好みで調整ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

累計アクセス10000達成。 ありがとうございます!

2024年の2月に始めたこのブログですが、ついに累計アクセスが1万を突破しました。

 

2年半かかりました。

遅いほうだと思います。

 

見てくださるかたが1日に50人を超えた日は1日もなく、常に低空飛行の弱小ブログではありますが、「誰かが見てくれている」という事実に励まされて、どうにか1万という僕にとっては巨大な数字にたどりつきました。

 

10000というのは、1つの街の全住民が見てくださったのと同じですね。

 

これからも、このブログをよろしくお願いします!

 

「実用的な文章術」

「師匠キャラの名言」

 

この2本柱でお届けしています。

何かのお役に立てば幸いです。

 

それではまた。

 

架空賢者の名言 スーパーヒーローを育てた“心のビタミン” 【その102】ヒロアカの刑事:ゴリさん

今日 止まれたのは正解だったな

人生やり直せねぇなんて言う奴はな

やり直す気のねぇヤロウか 結果を急ぐせっかち野郎だけだ

(ゴリさん『僕のヒーローアカデミア』20巻〔ジャンプコミックス〕に登場)

 

今日のお話はヒロアカ20巻のネタバレを含みます。

 

ゴリラのような渋い風貌の刑事・ゴリさんが取り調べているのは、ジェントル・クリミナルという迷惑系動画配信者。

 

彼は恋人のラブラバと共謀して、雄英高校文化祭への侵入を試みますが、主人公・緑谷出久の真摯な生き方を知って反省したジェントルは、ラブラバの罪を軽くするために自首します。

 

「私はジェントルの為になりたいんだもの」

取調室でも、ひたすらジェントルへの愛を口にするラブラバ。

 

別の取調室では、ゴリさんの前でジェントルが、ひたすらラブラバをかばっています。

 

「夢は ヒーローになって 教科書に載るくらいの偉大な男になることです」

高校2年生のとき、こう語っていたジェントルは、人生に挫折して、悪の道で目立とうとするまでに転落します。

 

中学1年の時、好きだった男子に勇気を出してラブレターをあげたら、その男子から、みんなの前で嘲笑され、何もかも信じられなくなって、「人生にサヨナラでもしようかしら」と思っていたラブラバは、ジェントルを見つけ、彼のもとにやってきます。

 

そして2人は相思相愛になったのでした。

 

2人は罪を犯した。しかし、自首をすることができた。

ゴリさんは、ジェントルに冒頭の言葉を投げかけ、更生を促します。

 

「人生はやり直せる」。

すぐには無理かもしれないけれど、本当に真剣に取り組めば、やり直せる。

なぜなら、本気で思えばやれるものだし、時の流れというものは、努力する者に味方してくれるものだからです。

 

ジェントルとラブラバにとって、償いのための忍耐の時期が始まります。

 

しかし、時が流れ、最悪のヴィランが世界を恐怖に陥れたとき、2人は、その能力を正しい目的で発揮し、大活躍する。

 

ラブラバは愛をささやくことによって、愛する人をパワーアップさせる「個性」の持ち主。ラブラバの支援を受けたジェントルは、他の誰にもなしえない重要な役割を果たします。

 

結局、ジェントルは、少年のころに語っていたとおりの偉大なヒーローになったんだなと、ヒロアカを最後まで読んで思いました。

 

ゴリさんの、厳しくも慈愛にみちた言葉が、ヒーローを目指す男・ジェントルの指針になったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

読者に好かれる文章・嫌われる文章 (作家になりたい人へ プロデビューの秘策【その116】 )

少ない情報で文字数の多い文章を書くと、内容が薄くなります。

(藤吉豊・小川真理子著『日本人のための「書く」全技術【極み】』翔泳社)

 

読者よりも多くの情報を吸収し、そこから選んだ内容を文章にして出さないと、内容の薄い文章になってしまいます。

 

この本を読むと、「読者に好かれる文章」が分かります。

どんな文章が好かれるのでしょうか。

 

【1】読者の役に立つ文章

「実用性」があると、読者の心を惹きつけます。「即効性」があれば、なお良いでしょう。「簡単に始められて、短期間で効果が出はじめるノウハウ」があれば、それを文章にします。ただし、詐欺になってはならないので、話を盛ってはいけません。

 

【2】独自性のある文章

実体験に裏付けられた内容や、長年の研究によって得られた知恵を開示する文章は好まれます。

 

【3】意外性のある文章

「常識では〇〇だが、実は〇〇だ」「あまり知られていないが、〇〇という事実がある」ということを発表すると、読者は興味を持ちます。

 

【4】読者に関係のある文章

日本人相手であれば、「幼児にスワヒリ語を教えるときの注意事項7選」よりも、「幼児を病気から守るためにおススメの食材7選」のほうが読んでくれる人は多いでしょう。前者は多くの日本人にとって関係がなく、後者は子育て中の親などが知りたい内容だからです。また、抽象的で高度な理論「だけ」が延々と続く文章も、「自分には無関係」と思われてしまいます。

 

逆に、嫌われる文章とはどんな文章でしょうか。上記の内容を裏返せば、「実用性がなく、ありきたりで、読者に無関係な内容」ということになりますが、それ以外にもあります。

 

【1】執筆者が「すごいと思われたい、自慢したい」ために書いた文章

読者の課題を解決したり、読者に何らかの感動を与えたりするのが目的ではなく、著者が褒められたいだけの下心で書かれた文章は、読んでいて不快になります。「スネ夫の自慢話」になってしまうのです。

 

【2】読みとりにくい文章

よい文章とは一般的に「引っかかることなく読み進められ、内容がスラスラ頭に入ってくる文章」です。文章を書き終えたら、読み直して磨き上げましょう。

 

あなたのブログ執筆のご参考になれば幸いです。