tadashi133’s diary

実用エッセイや、趣味のエッセイを連載。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その24】自分自身が読みたい作品なのか

「とにかく、自分が読みたい作品を書いてみる」 (岬 鷺宮『読者と主人公と二人のこれから』電撃文庫) この作品の「あとがき」に、作者の岬先生が、こう記しています。あらすじを紹介しますね。 他人との関係に後ろ向きな細野晃(ほそのあきら)。彼にとっ…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その23】空想して書く

本書でご紹介するのは、小説家で「食べていく」のではなく「儲けて富を得る」方法です。 (松岡圭祐『小説家になって億を稼ごう』新潮新書) いやもう、ちょっと引いてしまうぐらいドギツイ言い方ですが、実際、著者の松岡先生は『万能鑑定士Q』『高校事変』…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その22】ライターに向く人・向かない人

主婦で副業ライターをしている方もたくさんいますし、それで給与以外の報酬として月数万円の収入を得ています。シニアでも取り組みやすく、60歳を超えてはじめた人もいます。 (藤木俊明『「書く仕事」のはじめ方・稼ぎ方・続け方』同文舘) 「書く仕事」…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その21】続ける技術

続けるのが大の得意です。 (樺沢紫苑『極アウトプット』小学館) YouTubeで月数十万円以上稼ぐのは国内で4000人以内の人気ユーチューバーだそうで、著者はそのうちの1人です(登録者数26万人・1649位)。そればかりか精神科医であり、34冊の本が累計160万…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その20】読者優先で書く

発信力は、一生使うことができる「あなただけの資産」になります。 (きぐち『ブログで5億円稼いだ方法』ダイヤモンド社) 学歴もスキルもなし。コンビニを解雇された著者が5億円もの大金をブログで稼いだ方法を伝授してくれている、すごい本です。 著者の…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その19】取材して書く

ギャルの人に取材をしたり、九州に住む人に方言の取材をしたりと準備を万端にしました。 (桜目禅斗『あなたを諦めきれない元許嫁じゃダメですか?』スニーカー文庫) 「祝重版出来‼」と帯にあったので購入したライトノベル。 あらすじを紹介しましょう。 福…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その18】プロの読書量を知る

四十冊の本をインプットしつつ新書を一気に書き上げた。 (晴山陽一『知的生産のためのすごい!仕事術』青春出版社) プロはどれぐらいの本を読んで、本を書くのでしょうか? 作家・英語教育研究家として多数の本を出している晴山先生は、「四十冊の本を読み…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その17】コンスタントに更新する

不定期にチャンネルが更新されていると、見る人には不便です。 (HIKAKIN『僕の仕事はYouTube』主婦と生活社) いかにしてアクセス数を増やすか。総アクセス100億回以上のHIKAKINさんが、自分の方法を解説した本。2013年の本ですが、当時の著者のアクセス数…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その16】人気作の分析

「本の内容を2ページごとに1行でまとめる」 (岡田斗司夫『頭の回転が速い人の話し方』フォレスト出版) 岡田先生は、人気作家・宮部みゆき先生の240ページの本を、120行にまとめてみたそうです。すると、著者の宮部先生が「どのように読者を振り回…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その15】映画の大量視聴

まず心を耕さないといけない。 (藤田和日郎『読者ハ読ムナ(笑)』小学館) 『うしおととら』などで知られる藤田先生は人気漫画家であると同時に、アシスタントを次々にプロデビューさせてきた方です。『烈火の炎』の安西信行先生、『美鳥の日々』の井上和…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その14】新人賞に挑戦

日本は世界で最も作家デビューしやすい国です。 (冲方丁『冲方丁のライトノベルの書き方講座』宝島社文庫) なぜかと言えば、多彩な新人賞があるからです。その気になって探せば、応募先はたくさんあります。 自作の小説やエッセイを出版社に送っても、実は…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その13】図書館通い

何か調べ物をしよう。 (アラン・エプスタイン『今日一日、「自分の人生」の楽しみ方』三笠書房) 著者は心理学博士。お金をかけずに、すぐできて、心豊かに過ごせる方法を教えてくれています。内容の一部を紹介しましょう。 ◇目標を書こう。 ◇犬と遊んでや…

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その12】いちばん書きたいのは何か?

一生に一度、たったひとつの物語しか書けないとしたら、なにを書くのか。 (野村美月『下読み男子と投稿女子』ファミ通文庫) これは小説のなかの言葉。 平凡な高校生の青は、出版の仕事をしている朔太郎から、アルバイトを頼まれる。それは、ライトノベル新…