2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧
たった1行の言葉で、それまでさほど売れなかった物が、爆発的に売れていくことは実際にあるのです。 (川上徹也『1行バカ売れ』角川新書) 著者はコピーライター。短いフレーズで人の心をつかむコツについて、豊富な事例をあげて解説しています。たとえば、…
「続きの話というのは、はじめからお話を書くより楽なのである」 (木村裕一『きむら式 童話のつくり方』講談社現代新書) 300冊以上の著作のある童話作家・木村裕一先生によるハウツー本。 人は、「落差」で感動する。 映画のセオリーでは、最初の数分以…
「読書家を名乗るなら、せめて千冊は読んでからにしてください」(文月葵) (青季ふゆ『本嫌いの俺が、図書室の魔女に恋をした』主婦と生活社) 「ハードルあげすぎじゃないの?」と感じる人も多いかもしれませんが、安心してください、小説の登場人物のセ…
「このことに関してはだれよりもくわしい」という得意分野を持つライターは強い。 (中島京子『ライターの仕事』主婦の友社) ライターになりたいと思っている人は多いですが、誰でもなることができます。だれでも最初は未経験であって、「学歴・資格不問・…
作家には、ノートを持って歩いていて、何か面白いと思ったこと、事件、人間など片っ端から書きとめておく、という人が多い。 (赤川次郎『ぼくのミステリ作法』徳間文庫) 高名な作家、赤川次郎先生が創作の秘密について明かしたお値打ち本です。作家という…
「データがわれわれに語りかけてくる」 (川喜田二郎『発想法』中公新書) 安売り店に行くと、名刺サイズの白いカードの束が100円ぐらいで売られていることがありますね。僕はこれを愛用しています。 たとえば、「話し方」について勉強したいと思った場合…
成熟した社会では定期刊行物への投書は尊重されるのである。 (外山滋比古『文章を書くヒント』PHP文庫) 今回は、実際にやってみると、あなたのお小遣いが事実上、月に数千円増える方法をご紹介しますね。すごい額ではありませんが、僕もこの方法を使ってい…
ただ書くだけで公表しないのでは、飽きてしまうだろう。 (田上貞一郎『「新聞投稿」達人教本』廣済堂) 文章力をつけるには、毎日、何かを書くことが大事です。 でも、誰にも見せず、ただひたすら書くというのでは、はりあいがないので、ふつうは続かないで…
誰だって話をするのに不自由はないのだから、話していることをそのまま文章にすればよかったのである。 (鎌田勝『能力開発 100の方法』三笠書房) リーダーシップ論を中心に幾冊ものビジネス書を出している鎌田勝氏は、こう述べています。 たしかに、「…
ノートに残すことで、本のエッセンスを記憶に定着させることができるのです。 (苫野一徳『未来のきみを変える読書術』筑摩書房) 苫野さんは哲学者。 いくつもの有名出版社から著書を出している方です。 若者向けに書かれた『未来のきみを変える読書術』で…
家にいるときは、毎日、机の前に座って何か書いています。それは、毎日です。 (宇野千代『私の幸福論』集英社文庫) これは、代表作『おはん』で知られる高名な作家・宇野千代先生が、95歳のときに書かれた本。宇野先生が『おはん』を書き上げたのは60…
はじめまして。 あなたは、作文は好きですか? 小学校の授業で無理やり書かされて以来、「苦手だ」「苦痛だ」と感じている人も、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。 そういう方には、このブログが役立つかもしれません。 じつは何をかくそう、僕自…