tadashi133’s diary

実用エッセイや、趣味のエッセイを連載。

作家になりたい人へ プロデビュー26の秘密 【その13】図書館通い

 何か調べ物をしよう。

 (アラン・エプスタイン『今日一日、「自分の人生」の楽しみ方』三笠書房

 

 著者は心理学博士。お金をかけずに、すぐできて、心豊かに過ごせる方法を教えてくれています。内容の一部を紹介しましょう。

 

◇目標を書こう。

◇犬と遊んでやったり、猫をなでてやろう。

◇何かすばらしいことを想像しよう。

◇冷蔵庫や食品の棚を片づけよう。

◇背中合わせに誰かと座り、自分のことを話してみよう。

◇日誌をつけ始めよう。

◇今日やることをリストにして、やり終えたら消していく。

 

 世の中には、お金のかからない楽しみもけっこうあることに気づきます。

 「公共図書館に行ってみよう」という提案も載っています。

 図書館には、たくさんの雑誌が入っています。静かな館内で、ゆったりと座って無料で読めるので、トクした気分になりますね。

 映画や音楽も視聴可能。

 自分が知らない本がたくさん所蔵されている。

 ちょっとした楽しいイベントをやっていることもあります。

 家に書斎がない人は、図書館を書斎だと思えばいい。

 土日の一方は図書館に出かけて、読書や調べ物をして帰ってくるのを習慣にするといいですね。

 休みの日は、僕もよく妻といっしょに図書館に行きます。

 僕は気に入った本は買って読み、本棚に並べる派で、「まえがき」から「あとがき」まで、すべての行を読むことにしているのですが、図書館では、調べ物を中心にしています。

 「文章術」に詳しくなりたいと思ったら、関連本を座席でパラパラとめくりながら、心にひっかかってくるフレーズを手帳にメモしています。

 ルーズリーフの上段に、題名・著者名・出版社名を書き、印象的なフレーズを箇条書きのように書き写せば、その本の「自分にとって必要な部分」だけを持ち帰ることができるのです。

 かかるお金は、ほぼゼロ。

 借りてすらいないので、返しに行く手間もありません。

 サーッと流して読み、気になる部分だけをメモするため、1冊にかける時間は20分ぐらいだったりします。

 図書館から出るときは、知識という戦利品を持って出るので、充実感があります。

 書き留めておくことで、後からパソコンで打ってA4のレジュメを作ったり、ブログのネタにしたりできるところがいいですね。

 ノートに書くというアナログな手作業を通すことは、記憶への定着が良くなるメリットもあるので、おススメです。

  作家になるには図書館を利用しない手はないと思います。主婦の方などで、平日の昼間に時間がとれるような場合には、特におススメです。